テキストサイズ

嫌い大好き

第1章 1章 篠崎京

「それより京、学校に遅刻するぞ?7時43分だ。」

綾はのんきにウィンナーをかじりながら言う


「え!?もうそんな時間、呑気にご飯食べてる場合じゃなーい」

食べかけのパンを口に詰め込み、鞄を持って玄関を飛び出す

「気おつけろよー」


「はーい!行ってきまーす」



遅刻するー!!!




そして走ること15分…



ま、間にあったぁ 

「あ!おはよー京ぉー」

今、私に挨拶したのが親友の鮎川葉子です


「おはー葉ちゃん」

「相変わらず可愛いねぇ」

葉ちゃんがしみじみ言っているので
「ありがとー褒めてもなにもでないよ!」

棒読みで返事する

「もぅ、本気で言ってるのに」

と、となりでぼやいてるのでスルー

ストーリーメニュー

TOPTOPへ