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｢愛梨ｰ!!｣

何やら可愛い声が私を呼んでいる

振り向けば

｢どうしたぁ?｣

南。
南とゎ私の中学からの友達

｢愛梨と私同じク・ラ・ス｣

｢え?本当に～?｣

｢うんｯ｣

私達は嬉しくて手を合わせて
飛び跳ねた。

｢そーいえば愛梨ｯて
村松瞬って知ってる?｣

｢だれそれ｣

｢バカじゃないのｯ!
あの村松瞬よ!!｣

｢知らないし､別に興味持てないよ｣

｢バカねぇ｡村松瞬はこの高校で
顔ならﾄｯﾌﾟ!!
ヤンチャな部分もあるけど
笑顔が可愛くてチャラいけど
皆が好きになってしまうのよｰ｣

｢笑顔が可愛いって 南みた事あるの?｣

｢な……｣