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～みなみ～




いつも優しかった裕希くんが
あんな事言うなんて
まだ嘘みたいに思う


でも
どんなに呼び止めてとも
こっちを振り返らないのは
現実を見せられてる気がする




裕希くんの後ろ姿を
おいかけることも出来ないで
ただ立ち尽くしてた




｢裕希くん…っ｣


渓人との事
おめでとうって
笑顔で言ってくれると思ってた

頑張れって
背中押してくれるって思ってた


あたしは
裕希くんに酷い事
してたのかもしれない…
今さら裕希くんの気持ちになって考えて
自分がバカだったこと
改めて思った







どうして
あの４人が仲良く笑っていたあの頃に
戻れないんだろう