たぬきおやじさんの作者ニュース

拍手しました。

レビューありがとうございます

斗夢蒼也サマ、レビューありがとうございます。

お吉さんの物語はネットとかでは出てきますが、全国区で有名なワケではないので、下田に行かないと知る機会もないかも知れません。

ボクは幸いにも下田に単身赴任する機会があってお吉さんのことを知ってショックを受けました。下田にはお吉さんに関する本もあるのでゲットして感慨にふけりました。

お吉さんが下田を愛し続けたのは逃げたくない気持ちもあったのかも知れませんね。
お吉さんは強く美しい人だったのでしょう。

そして、この物語には人間の弱さや醜さを感じます。その代表が鶴松や伊佐なのかなと。

人間なんてカネや出世が目の前にあれば簡単に魂を売るし、人を裏切ることもします。
伊佐もお国のためとか言いながら結局は自分の保身や出世しか考えていなかったんですからね。

その反面、街の人の中にもお吉さんに優しくしてくれた人もいるだろうし、ハリスや魂を売る前の鶴松のように心がキレイなのもまた人間なのです。

人として生きる時にその美しさも醜さも受け入れるためにもお吉さんの物語は忘れてはならないと思います。

きっとお吉さんは人間の美しさも醜さもすべて受け入れて最期まで下田を愛したんだと思います。

そういえば、ウルトラマンメビウスで、地球の人間の醜さを見て悩む若きメビウスに大先輩の帰ってきたウルトラマンが、美しさも醜さもすべてが人間というものだから、それを受け入れて愛するのかどうかを自分で決めるように諭す場面があったんですが、それを思い出しました。

ウルトラマンシリーズも人間の美しさも醜さもきちんと向き合って描かれている名作が多いです。

ボクもいろんな事があったけど、自分なりに下田もいろんな街も愛しているつもりです。静岡県や愛知県中心ですが(笑)

下田でお吉さんの聖地巡礼ができたことは嬉しいことだし、下田に住んでいる時には入れなかった安直楼にもその後下田に行った時に入ることができました(^^)

下田を舞台にした夏色キセキという最高のアニメもあるし、下田に行く機会があったらお吉さんや幕末開国や夏色キセキに触れ合ってください(^^)

[関連小説リンク]

貞勧 連載中
必殺、オレのお題参加小説パートファイナル(笑)
TOPTOPへ