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【オカルト雑談番外編】みんなの百物語

『夏はやっぱり怪談でしょ!』

……と言うことで性懲りもなく立ち上げてしまいました★
丁度、100コメ書き込めると言うことで、百物語。

創作怪談、古典怪談、ネットで拾った怪談、人から聞いた怪談……怪異についてでしたら、なんでも結構です。
心霊現象に纏わる話でしたら、感動的なお話でもOK♪
但し、「人間が一番怖いよね~」的なお話は趣旨が違うのでご遠慮下さい。

アナタがご存知のとっておきの「怪談」「不思議な体験談」「怖い都市伝説」を投下して下さい。

【ご注意】
※お話は出来るだけ500文字以内にまとめて下さい。
※誹謗中傷のコメントはご遠慮ください。
※ジャンルは「雑談」ですが、雑談スレではありません。
※なるべくネタ被りはしないよう、前のコメントをご確認の上、書き込みをお願い致します。
※必要であれば雑談スレはご自由に立ちあげて下さい。

100話集まったら終了です。
さてさて、夏が終わるまでに100話集まるのでしょうか?
72 【連投すいません】

調子にのって、もう1つ雪山の話を。

ある、山小屋の主人が営業をしていない小屋の屋根の雪降ろしをするため、吹雪がおさまった日に雪山を登ったんだ。

その途中、雪に埋もれて亡くなっている、女性の遺体を見付けた。通信の技術がない時代だったため、下山してから連絡しようと遺体はそのままにし、山小屋に向かった。屋根の雪降ろしをし、周りの雪も除いた時は既に時間も遅く、下山は危険だとし、今夜は1泊だけ小屋に泊まることにした。小屋にあった備蓄の食料で腹を満たし、布団に入って眠りについた頃……

「コンコン」と扉を叩く音がしたという。こんな雪山に、遅い時間に人なんて来るわけがないと、また、布団の中に潜った。しばらくして、また「コンコン」と音がした。風で扉が揺れていると思った。

翌朝、下山しようと、扉を開けた瞬間、「うわっ!!」と驚いた。

玄関前に、昨日見た、女性の遺体が横たわっていたのだ。


まさか、夜中に訪ねて、扉をノックをしたのは……


73 【電話BOX】

20年近く前の話。ある公園にある公衆電話ボックスに、深夜0時、ある番号に電話をかけてコール3回で切ると、今度は電話がかかってきて、霊と話が出来るって噂があった。その番号は僕はわかりません。

それをかけている間に外ではなにがおこるかを友達と二人で、ビデオで撮ってたわけです。
どっちが電話BOXに入るか、サイコロで決めようってんで、奇数が出たら僕だったんですが、1が出まして……。

で、僕が実験しました。ですが、なかなか電話がかかってこない。20分くらいして、電話がかかってきて恐る恐る出たら、男性の声で「みんなでそこに行くから」

怖くなって出てきた。
「あかんあかん、これ逃げんと……」僕は暴力団かなにかが来ると思った。

すると、誰もいない電話BOXから、『バン!バン!バン!バン!』て、音がするんだ。ビデオにはなにも写ってない。そしたら、ドアが開いて、中から透き通った男が現れた。

慌てて逃げた。


翌日、明るいうちに、その電話ボックスを見た。

全面に無数の手形がついてました。



74
「ロア」より1話。

ベルギー北部に「神隠しの森」と呼ばれる森があるそうです。そこへ入ると必ず行方不明者が出るらしいです。その森に、日本人の大学生グループが入ってみたそうです。

そして森から出てきた後、お互いに全員の無事を確認してからホテルに戻ったところ、なぜか、荷物が1人分余ってしまったそうです。

誰の荷物だったのでしょう……。
75 忘れないうちに投下。

最近何だか凄く疲れてて、いつも気絶するかの様に眠りに落ちてたんだよね。
けど今日はちょっと違った。
眠りに落ちるまでは同じだったんだけど、直ぐに怖い夢を見た。
言葉では伝わらない感じの怖い夢。
色で例えるなら赤と黒の世界。

そこにをあたしはビクビクしながら歩いてた。

すると急に足元が無くなった。
そのままあたしは真っ暗な底へと落ちて行ってた。

でも何故か怖くなかった。
このまま落ちていけば良い……
そう思って身を委ねてた。

どんどんあたしは落ちていく。
どんどんどんどん落ちていく。

と、その時……
左足を誰かに叩かれた。

そこであたしは…
『止まらなきゃ!!』

そう思って目が覚めた。。。

あたし以外の家族は皆寝ていた。スヤスヤと。

じゃぁ…誰があたしの足を??

ただの夢?

嫌違う。

だって、まだあたしの左足には
叩かれた感覚が残ってる。

あのまま底へと落ちていたら
あたしはどうなっていたのだろう。

そして
あたしを止めてくれたのは……誰??



※今本当にあった事です。
(怖くなくてすいません)


76 【火傷】

これは、50代の男性が30年前に体験した話。
電線を作る工場で働いてたんですが、すでに奥さんも子供もいまして。
ある日、昼頃に同僚と話をしてた。内容は、前日の夜、子供と花火遊びをしてて、ふいに子供が手持ち花火を至近距離から足にあててきた。それで、足に火傷を負った。まあ、2歳3歳の子に花火持たせるのもどうだって話になって、笑って仕事してたら、今度は熱くなってドロドロになったすずが入った鉄釜に、引っ張られるように落ちて全身火傷を負ったんだ。

一命はとりとめたが、工場の40代の女性事務員が見舞いに行った時、奥さんに言った。
「あの……早いうちにお祓いに行った方がいいですよ。旦那さんに、全身、赤くただれた男が取り付いて体を乗り換えようとしてます」
女性は霊感が強く、その様子がハッキリ見えた。

なぜ、旦那にそんなものが……。
実は住んでいるアパートが新しくなる前、一度火事で全焼していた。そこに、黒焦げになった男の遺体が見付かったのだが、火事が起こった翌日に男は結婚式を控えていた。偶然にも男は旦那の高校の先輩で、結婚をする予定だった相手が……旦那の奥さんだった。


77 【マジックショー】

19世紀の中頃、ラスベガスで起こった話……だそうです。
黒い幕で覆われた部屋に、丸いスタンドテーブルを囲むお客さん。そこにマジシャンが現れ、降霊術を見せるという。
テーブルには赤いキャンドルが立てられ、祈りの言葉が書かれた紙を読み上げ、紙を炎で燃やす。霊のちからで、燃えた紙が小さな水晶に変わり、それをテーブルに置くと、テーブルが動き出す。

「ポルターガイストだ」

霊が近くにいる。その霊よ姿を現せと言うと、電気が消えて暗闇に……。

1人のお客さんの後ろに霊の姿が……だが、マジシャンは慌てだした。それは、用意していた、霊役のアシスタントではなかった。
「誰だ?」と思いながら演技を続けていた。

だが、ここで、当たり前のようにおこる、客の悲鳴が聞こえないことに気が付いた。

電気をつけた。




客の姿が誰1人おらず、消えていたという。

リアルを演じようと、本当の呪いの呪文を祈りの言葉として読み上げ、燃やしたことが原因で、ネタではなく、本物をおこしてしまったようだ。


78 【お婆ちゃんの人形】

お婆ちゃんが亡くなって、丸一年。一周忌を迎え、離れて暮らす家族が集まってきた。

孫娘が、お婆ちゃんが大事にしていた日本人形を持ってきた。棺桶に入れるはずだったが、形見として孫娘が欲しいと言い出したことから、残しておくことにした。

お正月でも、なかなか集まることがないお婆ちゃんの家族。昔、みんなで写したように、また写真を撮ろうってことになり、長女が白髪だったお婆ちゃんの遺影を抱え、その横に長男の孫娘が、人形を抱いて座ったんだ。

すると……

「あれ、それ、婆さんの人形だったか?」と長男が言った。

横にいた長女が、人形を見た。

「うん、確かにこれだよ」
だが、その人形を手に取って見て驚いた。


「えっ!?」


遺影のお婆ちゃんと同じように、すました人形の顔が、笑顔になっていた。

しかも、偶然にも人形の顔の汚れた位置が、お婆ちゃんの顔のシミの位置とまったく同じだった。
人形の顔が変わるわけがなく、錯覚だろうってことで話がおさまったが、写真を撮って、さらに驚いた。

人形の髪が白髪に写っていたのだ。お婆ちゃんが会いに来たのでしょう。
79 【友人の体験談】

ある日、飲みに行った帰りに、電車に乗っていた。

4両編成の電車の一番後ろの、連結部のそばに座った。夜遅かったためか、客もいない。

ふと、隣の車両に目を向けた時、ガラスごしに、こちらに微笑みかけてくる若い女がいた。
自分の周りの誰かを見てるのかと思ったが、、その車両には自分しか乗ってない。

女はこちらを見て手を振っている。

「ぼく?」と、自分に向けて指を差すと女は頷く。
これは上手くいったらええ展開になるんとちゃうかと。

よし、隣の車両に移ろうと、連結部を通った。

ところが……女はいないんだ。

走ったままの電車だし、どこの駅にも止まってない。
隠れる場所もないし、そんな早く別の車両も行けるはずがない。見間違いかなと、女が座っていた場所に座った。

「うわぁっ!!」

友人は驚いた。

女はいたんだ。




ガラスの中に……。

女はまるで、テレビに映っているかのように、こっちに振り向いた。

友人は驚きつつ、スマホのカメラで撮った。
女は消えた。

だが、カメラには、普通にそこにいるように写っていた。
80 【ユニークな霊】

大阪の天王寺区にある公園に、ちょっと大きな噴水がある。霊感がある知人男性が、若い頃、彼女と、夜にデートをしてたそうな。

噴水の縁に腰掛けて、当時の臭い台詞で彼女を口説いてたんだ。近くにラブホがあるからね。

すると、どこからか強い視線を感じたんだと。ふと後ろを見ると、今まで無いようなゾッとしたものを感じた。

噴水の中で、ピンク色のバレリーナの姿をして、自分のモノを立たせた、70代くらいの、ズル剥けハゲのおじいちゃんがいた。

しばらく目が合ってて、そのまんまだった。小声で彼女に「後ろに変なジジィがいる」と言ったら、彼女は振り向いて「え? どこにいるの?」

彼女には見えてなかった。彼女の目にはその後ろの花壇が見えていたようだが、知人には、彼女がジジィのアレを凝視しているように見えた。

そのジジィが幽霊であって、その姿が亡くなった時の姿であるならば、そのジジィは、生前、なにをやっていたのだろうか?


81
【無間地獄】

旅をしていた父子の話。

旅の途中、休憩をとることにした。その場所に泉が湧いていたので、父がそこに手を入れてみた。すると、とても心地がいい。しかし、泉から手を抜くと焼けるように熱い。そこでまた手を泉に入れると、やはり心地よい。

手を入れては抜き、抜いては入れ、というのを何度も繰り返すうちに、父はとうとう泉の中に全身浸かってしまい、出てこなくなってしまった。子どもは途方に暮れて、泉の傍で泣いた。そこへ旅の僧が通りかかり、どうしたのかと問いかけてきたので事情を話すと、

「父は無間地獄に落ちたのだ」

と僧は言った。

子供は僧に言われて仏門に入ったという。

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