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【リレー小説】ゾンビ編


皆様、リレー小説をしませんか?

お題は「ゾンビ」です。


(ルール)

★どなたでも参加OK。
★初めましてなどの挨拶は無用。
★前の人の文章を読んで話を繋げる。
★順番は決まってないので被った場合は、先に書いた人の文章を優先する。それかうまいこと繋げる。



リレー小説についての雑談は【気分屋さんの雑談】の方にお願いします☆

ご参加お待ちしております\(^o^)/





22 「監督……気は確かですか!?」


「おう……最初はアダルト路線のコメディホラーのつもりだったが、ドキュメンタリーに変更だ。台本は、これから起こりうる、この時間と現状だ!!」


「か……監督……」


 アキラが助監督に襲いかかる。助監督は小道具の銀のお盆で、アキラに1打を浴びせ、倒れたところに、ちぎられた股間をさらにお盆で一発。


「おい!! 助監督の滝繁!! 出てくるんじゃない!!」


「別にいいでしょ!! さっきも名演技見せたんですから……」


「お前はさっき、名前と背中だけの出演だけだ!! てか、台本に赤鉛筆で勝手に書き足しやがって……」


 だが、このまま放っておくわけにもいかなかった。


 目立ちたがりやの助監督は、化け物化した真央の攻撃をかわしながら踊っている。


 監督はすでに狂乱している。


 恭平は(逃げなきゃ……)と、スタジオのセットの後ろに見える扉に走った。


 恭平は扉を開けた。


「なんてこった……」




23  お世話になります、白猫ヤマトの宅急便です
お荷物は、ここに置けばいいですよね?

    ドスン!

    それじゃあ まいど~



       ガチャ

到着したな フフフ!髭の映画監督も入って来た

      カバッ!

おお 確かに届いた さすが アマゾンだな!

恭平くん これは宝石箱のようだが武器庫なんだよ 君達三人 美幸と拓也も どうもキャラが甘いし 弱そうだから武器を持たせることにした

マグナム44 ショットガン Mー16 サバイバルナイフ

  ええっ!?女の子がしゃがんでいる?

特別注文の人造人間18号だよ 可愛いし強いからレンタルしてもらったのさ

       チュッ💋

女の子がすくっと立ち上がると いきなり恭平にキスをした

      

       -体育館-

4名は監督から指令を受けて 体育館に移動していた イスラム国を名のる組織が女子高生の首切りをしているという

    うおおおっーーー!

      酷い 酷すぎる!

ショットガンを持った拓也が叫んだ 目の前で
女子高生の首がザクザク切られていたのだ





24
「うっ…」


──体育館は地獄絵図と化していた。
ゾンビ化したとはいえ、むせかえる血の臭いと、無惨な女子高生たちの姿は見れるものではなかった。


「う、げぇっ…」

「恭平、大丈夫か!?」


吐き気をもよおしうずくまると、拓也が背中をさすってくれた。
拓也の持つショットガンがカタカタと震えている。
美幸も顔面蒼白でその場に立ち尽くしていた。
その横を、人造人間18号が何食わぬ顔で駆けていく。そして怪しい組織の奴らと女子高生たちを殴り飛ばしていった。


「強い…」


美幸が呟いた。
しかし、首のないゾンビ化した女子高生の体は再び起き上がり、人造人間18号に襲いかかった。


「あっ…!」


女子高生ゾンビたちは人造人間の首や腕、足をありえない方向に折り曲げた。
人造人間はその場に崩れ落ちる。


「なんて力だ…人造人間を壊すなんて…!」

「てか、頭がないのになんで動いてるわけ? 人造人間が敵わないのに、うちらが倒せるわけ──」

「みんな、逃げるんだ!!」


その時、背後で滝繁先生の声が聞こえた。



25
君達!逃げてはダメだ!社長の映画監督から
伝言だ その人造人間18号はレンタル向けで
制御モードを搭載しているそうだ

次に立ち上がると ルベルが急速に高くなるぞ!

滝繁先生は、映画会社では課長の立場だった。
なので、けっして邪険には出来ない存在だった。

それに君達は映画監督を兼務している社長から、給料をもらっていることを、忘れたわけではないよな?!

       うっ、それは、その

おまえらは社員だから、社会保険もついているし
厚生年金もあるんだぞ!

  ちょっとぐらい仕事が辛いから
 もうこんな仕事はやだとか言うなよな!

仮に会社を辞めてさ、他の会社に面接に行くとするだろ!

次の会社の面接官は、おまえらの気持ちなんて
      すぐに見抜くぞ!

す、すいません😣💦⤵課長、課長の言ってることはもっともです 、もう逃げるとか言いません

       😣💦⤵

 会社の上司に説教をされているころ
人造人間18号は敵の戦闘力を分析していた

戦闘モードを切り替えた人造人間18号は、ムクムクと勇ましく立ち上がった。



26

「はん、バカバカしい…」


僕の隣にいた拓也が呟いた。


「仕事が辛いからやめる? 違うね。あんたらの茶番にはもうつきあってられねーんだよ。命があれば、どこにでも何度だって人生やり直せれるんだよ、命さえあればな! …俺らはあんたらの駒じゃない!」


そう言い放った後、拓也がボソッと僕に耳打ちした。
「逃げろ」と。


「拓也…?」


拓也はショットガンを構えて、僕たちの前に出た。



27 「ぐわぁーっ!! 助けてくれぇーっ!!」


 課長の滝繁の悲鳴だ。


 拓也は思った。


(ちょっと待て、この短時間でなにがあった?)



 見ると、滝繁は、腕や足、眉間から血を流しながら仰向けに倒れていた。


(だから、なにがあった?)


 あまりの急な状況に人造人間18号も、動きが止まっていた。


 それどころか、首の無い女子高生までも表情が見えないのに、唖然としている様子がうかがえる。


 拓也が、ショットガンを構えながら近寄る。


「なにがあった?」


「う、どうやら、この体育館の外で銃撃戦をはじめたらしい……この扉の隙間から飛び込んできた流れ弾が、すべて私に命中して……」


「奇跡すぎる運の悪さだな!! 眉間に命中して喋るな!!」


「助けてくれ……俺は……本当は課長じゃない……雇われたんだ」


「なにっ!? じゃあ、あんたはなんだ」


「俺はただのそろばん塾の講師。名前は竜繋……」


「竜!? てか、あんたとの繋がりが気になるわっ!! じゃあ会社の課長は?」


「本物の課長は……町の……喫茶店でババロアを……」


 竜繋は死んだ……。 

28       ー3年B組ー

体育館では激しい戦闘状態になっていたが、カメラは再び3年B組を写していた。すると逃げたと思ったブラウンジャックが戻って来ていた。

あれ?茶髪の先生、逃げたしたんじゃなかったのですか!

監督さん!あんた!私に失礼なことを言うね、私は患者の症状がおかしいから、車に戻ってワクチンを持って来たんだ

そこで喉を喰いちぎられて倒れている、女の子の手術も同時にする

 監督さん 手術中は邪魔をしないでくれよ

こうしてブラウンジャック先生の活躍で、無事に手術は成功した。

ブラウンジャック先生 助けてくれて ほんと嬉しいです

なぜか喉の手術をしたばかりなのに お礼を言う真央 神の手と言われるだけのことはあった。

先生!私なんか感じるですけど、この部屋には目に見えない 悪い神様がいるような気がするんです

私がアキラのチンコを喰いちぎるなんて 酷すぎますわ

ブラウンジャック先生は 監督から5000万円を受け取り帰って行った

カメラはブラウンジャックの姿が消えた後、再び体育館を写し出した

ズキューンーー

       

   銃声の音が聴こえた


29 町の喫茶店。

ババロアを食べ終わった滝繁は、追加でレアチーズケーキとフォンダンショコラを注文し、食べながらパソコンで体育館と3年B組の様子をモニタリングしていた。

そこへブラウンジャックがやってきた。

「あっ、アニキ!うまく行きましたぜ」

「きひひひ。お主も悪よのう。まさか、全くの別人にすり替えて手術成功しましたなんて大法螺吹くとはな。なかなかの名演技だったが」

「さすがに死んだ人間を生き返らす力はないですからね。助かりましたよ、滝さんがあの女生徒とそっくり瓜二つの女性を連れてきてくれて…」

「さて、5,000万のうち、1,000万はお前のギャラだ。残り4,000万をよこせ」
30 「ちょちょ……ちょっと待ってくださいよ滝さん……割りがあわないでしょ……せめて、2000万は下さいよ」


「バカ野郎!! 4000万もらわなきゃ、ここの会計払えねえんだよ!!」


「どんだけ食ったんすか!! しかも、喫茶店で払う金額じゃないっすよね!!」


「ギャル曽根崎ともえおずには負けてられん」


「いや、この時点で買ってますから……てか、伝票すげえな!!」


 透明のプラスチック製の筒を斜めに切った容器に、入りきれないほどの伝票が積まれていた。


「しかし、滝さん。この辺りにはまだ怪物がウヨウヨしてませんね」


「黙ってろ。いま、俺の研究チームに新型ウイルスのデータを送信している。もっと面白くなる」


 滝繁は怪しい笑みを浮かべる。


「生物化学の先生ってのは嘘じゃなかったんですね」


「あれは、竜繋だ」


「え、そこから?」


「リアルに言えば、滝繁本人は、ここから初めて出ることになる」


「やりますね。ところで、あそこにいる気持ち悪い女は、ウイルス感染者でしょうか?」


「いや、あれは、違う。『ま゚』とか言ってたからな。よし、送信したぞ」




31  
   ー体育館イスラム国、兵士アジトー

おねがいします、私を解放してください!
家には、あかちゃんがいるんです!
早く私のミルクを飲ませてあげないと…


体育教師、母乳田乳子(ボニューダチチコ)24歳はイスラム国の兵士に拉致されていた。乳子は昨年結婚して新婚家庭の一児の母だった。

 オレタチニハ、オマエガシツヨウダ

 ショクリョウヤ ミズ キュウケイハ

     アタエテイルダロウ!

髭図らのイスラム国の兵士は、乳子の母乳をしぼりながら答えていた。実はイスラム国の兵士は、コーヒーが苦手でカフェオレが好物だったのだ。


  ザクッ  ザクッ

        ザクッ  ザクッ


バージョンアップされた人造人間18号は、隠れもしないでイスラム国の兵士の前に立った。

ガバッと自動小銃を構える兵士達!しかし次の瞬間には人造人間18号の10本の指先から、怪力線高射機、ビーム砲が放たれた。

   グハー ヴエー

内臓が飛び散りイスラム国の兵士は、全員即死していた。

    私の仕事はこれで終わりね

乳子は救助されて、赤ちゃんのもとに帰っていく。


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