三時半の恋

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[作品説明]

何気ない言葉から一日が始まった
「今日も学校めんどくさいねー」
「それ本当わかるよ…」
テンションが下がりながら学校へ向かった
いつもと変わりない一日を終え
美紅と一緒に下校した

「ねぇ?二年の拓海先輩かっこよくない?」
拓海先輩とは学校の中でもかなり人気のある先輩だった
「そうかなー?」
私は確かにかっこいいと思ったがかっこいいとは言えなかった。
「美優は確か拓海先輩と同じ中学だったよね?」
「そうだけど…」
確かに同じ中学だったが、私は一回も喋ったこともなかったし顔も合わせたことがなかった
「拓海先輩って中学の時どんな感じだったの?」
美紅は私にそう聞いてきた
私はよくわからなかったので「今と変わらないよ」と言った
いつもと変わりなく美紅と恋バナをしながら電車に乗った。
美紅は大宮駅でおり
私は音楽プレイヤーを聴きながら次の駅まで待っていた
「はぁー」
私はため息をついた
「今日もつまらなかったなー」
私はそんな事を考えながら上を向いてあるいていた
「ドン‼︎‼︎」
「あ!ごめんなさい‼︎」
私は人にぶつかってしまった
「いや、こっちこそごめん‼︎」
私は下を向き謝った
すると…
「あれ?君俺と同じ高校の人?」
「え?」
前を向いてみるとそれは拓海先輩だった

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