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「好きです。つきあってください」

昔から人より大きい胸のせいで
その言葉はなんどもきいてきた。



つきあってみると
すぐにやろうだの、見せてだの。








そしてきわめつけはあの、夏の日。


昼休み。
裏庭のベンチでいつものように彼氏をまっていた。

彼氏がいつまで立ってもこなかったので
教室まで見にいくことに決めた私は


廊下で話す彼氏と、その友達の会話を聞いてしまったのだ。



「なぁなぁ、彼女と最近どうよ。もうやっちゃったの？笑いいよなぁあんな巨乳で美人なんて。」


「は？あんなのマジなわけねーだろw
おれがあいつの処女もらったらお前にやるよw w」






信じられなかった。



男がこわくなった。



私はその男と別れてから、恋愛を嫌うようになった。




もう決めたの
恋愛なんてもうしないって。



つきあっても本気にはならない。
私を騙していた性悪男たちに復讐してやる。




私は、誰かを本気で好きになるなんてことは
ぜったいにないー…