短編集
第4章 北斗の男
こないだコンビニ行ったんですよ。
缶コーヒーとタバコ買ったんですけど、最近年齢認証で液晶パネルを押さないとダメなんですね?
いや、二十歳過ぎてるし、別に慌てることもないんですけど、初めてだったんで、焦ったんです。
それで、でちゃったんですよ。
人差し指で「私は20歳以上です」の表示を突いちゃったんですよ。
キュピーーン!
て音が聞こえた気がしましたよ。
液晶パネルの命はあと3日ですよ。
やってしまいました。
俺は慌ててお金支払って、店員が差し出した缶コーヒーとかを受け取ろうとしたんですけど、店員が素早い動きだったんで、続けてやっちゃったんです。
店員の手の甲を人差し指で突いちゃったんです。
「ほあたぁっ!経絡秘孔の1つを突いた。お前は開いた口が塞がらない」
て勝手に言ってしまったんです。
店員はポカンと口を開けてましたよ。
そりゃ秘孔を突いたんですから仕方ないです。
俺はヤバいと思ってすぐに逃げました。
あれからあの店には行ってません。
レジ壊しましたしね。
缶コーヒーとタバコ買ったんですけど、最近年齢認証で液晶パネルを押さないとダメなんですね?
いや、二十歳過ぎてるし、別に慌てることもないんですけど、初めてだったんで、焦ったんです。
それで、でちゃったんですよ。
人差し指で「私は20歳以上です」の表示を突いちゃったんですよ。
キュピーーン!
て音が聞こえた気がしましたよ。
液晶パネルの命はあと3日ですよ。
やってしまいました。
俺は慌ててお金支払って、店員が差し出した缶コーヒーとかを受け取ろうとしたんですけど、店員が素早い動きだったんで、続けてやっちゃったんです。
店員の手の甲を人差し指で突いちゃったんです。
「ほあたぁっ!経絡秘孔の1つを突いた。お前は開いた口が塞がらない」
て勝手に言ってしまったんです。
店員はポカンと口を開けてましたよ。
そりゃ秘孔を突いたんですから仕方ないです。
俺はヤバいと思ってすぐに逃げました。
あれからあの店には行ってません。
レジ壊しましたしね。