短編集
第4章 北斗の男
あたたたたたたたぁ!
ごめんなさい。
ハエです。
15匹殺りました。
本当に多いですね。
え?やっぱり拳が見えない?
ああ…ごほん。
こないだ、友達が新車を買いましてね。
見に行ったんですよ。
でね、友達が自慢するもんで、やっぱり乗りたくなるじゃないですか?
それで、頼んで、ちょっとだけ運転させてもらうことにしたんです。
最近の車ってボタンを押すとエンジンかかったりするんですね?
いや、まあ、免許持っているんで問題ないんですけど、初めてだったんで、焦ったんです。
それで、人差し指で突いちゃったんですよ。
エンジンスタートのボタン。
「ほあたぁっあ!お前はもう死んでいる。」
って勝手に叫んでしまったんです。
当然、助手席の友達は
「え?な、なにが…!?」
って聞きましたよ。
だから
「経絡秘孔の1つを突いた。100メートルの命だ」と教えてやりました。
それで、アクセル全開、壁にドカンですよ。
仕方ないです。
俺と友達、病院送りです。
ごめんなさい。
ハエです。
15匹殺りました。
本当に多いですね。
え?やっぱり拳が見えない?
ああ…ごほん。
こないだ、友達が新車を買いましてね。
見に行ったんですよ。
でね、友達が自慢するもんで、やっぱり乗りたくなるじゃないですか?
それで、頼んで、ちょっとだけ運転させてもらうことにしたんです。
最近の車ってボタンを押すとエンジンかかったりするんですね?
いや、まあ、免許持っているんで問題ないんですけど、初めてだったんで、焦ったんです。
それで、人差し指で突いちゃったんですよ。
エンジンスタートのボタン。
「ほあたぁっあ!お前はもう死んでいる。」
って勝手に叫んでしまったんです。
当然、助手席の友達は
「え?な、なにが…!?」
って聞きましたよ。
だから
「経絡秘孔の1つを突いた。100メートルの命だ」と教えてやりました。
それで、アクセル全開、壁にドカンですよ。
仕方ないです。
俺と友達、病院送りです。