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メイド喫茶へようこそ

第11章 翠の場合~本当に私のこと好き?

「斗真くん…私のこと好き?」
「え?どうしたの、急に…」
「いいから答えて」



顔をあげないまま尋ねる。

恥ずかしくて、怖くて…
斗真くんの顔見たら聞けないと思ったから。



「もちろん好きだよ」
「…本当に?」



ギュッ…



「本当に」



斗真くんも抱きしめ返してくれる。

あったかくて、落ち着く…斗真くんの腕の中…









『 普通だったら、好きな子が他の男と ヤってたらやだよね~? 』



ふと、昨日の葵の一言が頭に蘇る。

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