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メイド喫茶へようこそ

第11章 翠の場合~本当に私のこと好き?

「………こんなバイトしてる私でも?」



思い切って発した言葉は、少し震えていた。



「…どういう意味?」



斗真くんの声。

驚いたかんじはしなくて落ち着いている。

でも顔は見えないから、斗真くんが今どんな顔してるか分からない。



「だって、この仕事、他の人とイチャイチャしたり…エッチしたりするじゃん」



もうここまで言ってしまったら引き返せない。



「普通好きだったら嫌でしょ?だから……」









ドンッ…



私はソファに押し倒された。

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