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男の娘と痴漢電車。

第2章  


「ここだ」

達也さんが立ち止まったのは、小綺麗なマンションだった。


「へぇ…どこのお部屋ですか?」

「最上階だ。来い」

エレベーターが少しずつ上がっていく。

「なあ、」

「はい?」

「お前さ…もともとあんなんだったの?」

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