テキストサイズ

僕のこたえ

第8章 アクシデント

資料にふと目をやると、減っていない資料があった。


「あっ…」


「なに?」


思わず出た僕の声に君は驚いている。


「これは?」


僕が挟む筈の資料を指差した。


間違いなく入れ忘れていたものだ。


「わっごめんなさい。気がつかなかった」


君は自分のせいと思ったようで、動揺してる。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ