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――※透吾視点※――





なっ・・・






なんだ・・・





何なんだコレは・・・






確かに瑠希を拘束して、目隠ししておいたはずなのに・・・


帰ってみると瑠希がいない。

それどころか、

どっからどう見てもセックスしたであろう痕跡。



床に飛び散る精液。

ソファーに垂れる精液・・・。



「どこのどいつだ？
俺の楽しみを奪ったやつは・・・。」



やっと捕獲した俺の獲物を奪ったやつにもお仕置きが必要だな。




精液にまみれたソファーの上に座って足を組む。



微かに香る匂い。




「ククッ・・・
犯人は恭平か・・・面白い。」





姿は消せても


香水の香りは消せないぞ・・・


恭平・・・。