
ホストクラブの罠(不良総受け)
第13章 透吾vs大和
店に入ってどのくらいたっていただろうか。
瑠希さんは酔ったのかその場で寝始めてしまった。
「瑠希さん?大丈夫っすか?
もう帰りますか?」
「ん~まだ飲める・・・んっ」
「もう眠いんっしょ?
家まで送るんで、今日はお開きにしましょうか・・・」
ぐぃっ!!!!!!
不意に
俺の身体が倒れた。
倒れた勢いで俺は激しく後頭部を打った。
痛みに耐えながら目を開けると・・・
「ってぇ~」
「んっまだ・・かえんね~んら!」
目に前には瑠希さんがいて
可愛い顔で俺の上に乗っていた。
「るっ!瑠希さん!!あっ、あの!」
「好き・・・・」
「えっ・・・・・・・・・」
一瞬空耳が?
「好きって・・・言った癖に・・・なんれ、なんれ避け・・ふっ・・ふぇ・・・」
「え゛?????」
瑠希さんが
泣いた・・・!!!!!!
