
ホストクラブの罠(不良総受け)
第14章 もう一度
瑠希をソファーに座らせ俺はキッチンへ向かった。
「コーヒーでいいか?」
「・・・・」
俺の問いかけに何も答えず
瑠希は静かにうつむいていた。
キッチンでコーヒーを作り、瑠希の目の前に置く。
「瑠希」
名前を呼んで俺は瑠希の前に座った。
一瞬俺を見た瑠希。
すぐに視線をそらす。
「瑠希、こっちみろよ。」
「・・・んだよ・・・今更っ」
投げ捨てるようにそう言った瑠希は拳を強く握りしめていた。
必死に何かに耐えているように
いや
泣くのを我慢してるのか・・・
「今更で悪いが、もう一度だけ伝える。」
「なんだよ」
視線が合わさると同時に
俺は瑠希を胸に抱きしめた。
「なっ!」
驚いた表情の瑠希。
俺はそのまま強く抱いた。
「好きだ」
「はっ?なんだよ!!ふざけんなよ!!!」
すぐに俺をはねのけキッと睨みつける瑠希。
「距離を置こうとしたことは謝る。悪かった。」
「んだよ・・・別に謝ってなんて欲しくねぇよ・・・」
意地を張っているんだろうか
プイッとそっぽをむかれる。
「好きだ・・・瑠希・・・」
「・・・知らねぇよ・・」
「お前は?」
「は?」
「俺の事少しは・・・好きか?」
「コーヒーでいいか?」
「・・・・」
俺の問いかけに何も答えず
瑠希は静かにうつむいていた。
キッチンでコーヒーを作り、瑠希の目の前に置く。
「瑠希」
名前を呼んで俺は瑠希の前に座った。
一瞬俺を見た瑠希。
すぐに視線をそらす。
「瑠希、こっちみろよ。」
「・・・んだよ・・・今更っ」
投げ捨てるようにそう言った瑠希は拳を強く握りしめていた。
必死に何かに耐えているように
いや
泣くのを我慢してるのか・・・
「今更で悪いが、もう一度だけ伝える。」
「なんだよ」
視線が合わさると同時に
俺は瑠希を胸に抱きしめた。
「なっ!」
驚いた表情の瑠希。
俺はそのまま強く抱いた。
「好きだ」
「はっ?なんだよ!!ふざけんなよ!!!」
すぐに俺をはねのけキッと睨みつける瑠希。
「距離を置こうとしたことは謝る。悪かった。」
「んだよ・・・別に謝ってなんて欲しくねぇよ・・・」
意地を張っているんだろうか
プイッとそっぽをむかれる。
「好きだ・・・瑠希・・・」
「・・・知らねぇよ・・」
「お前は?」
「は?」
「俺の事少しは・・・好きか?」
