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ホストクラブの罠(不良総受け)

第3章 危険な香り
















「ん・・・・・」





俺は重い瞼を開ける。




「気がついたか?」



目の前に恭平が立って、俺を見下ろしていた。

ココはどこだろう?

ってか、俺はいつの間に眠ってしまったんだろう?



「のど・・・いてぇ・・・」


「痛くもなるだろうよ。
あんだけ喘いでりゃ。」




恭平の言葉に、意識をなくす前までの出来事がよみがえった。



水の入ったペットボトルを俺に渡しながら恭平は言葉を続ける。



「透吾さん、新人だろうが先輩だろうが関係なく教育していくから気をつけろよ。
変な薬使われて掘られるぞ。

まぁ中には透吾さんにヤられたいが為にわざわざ目に付く事する奴もいるけどな。」


「あぁ・・・」



ごくごくと喉を鳴らしながら冷えた水を飲み干していく。




忠告を言い終わると、恭平はタバコに火を点けだるそうに煙を吐いた。




あ・・・

恭平って実はイケメンなんだ。


整っている顔立ち。

だけど、鋭い目と耳に付けられた大量のごついピアスがワイルドさを強調している。


タバコを吸う姿が妙にいたについていて・・・



「お前・・恭平だっけ・・?」


「あ?あぁ。」


「恭平、さっきのこと・・」


「なに?お前が俺の手でアンアン啼きながら何回も出したこと?
それとも、気持ちよすぎて気失った事?」


俺は慌てて身体を起こす。


「なっ!!!
き、気持ちよくなんかねぇよ!
薬のせいだろ!!あんなの不可抗力だ!!
とにかく!!
誰にも言うんじゃねぇぞ!!
絶対だ!!!!!」







あんな恥ずかしい事・・・

誰にも知られたくねぇ!!




確かに、気持ちよかった・・

薬のせいもあるだろうけど、

俺が童貞でセックスに免疫ないこともあるだろうけど、

でも

恭平の手で触られると、めちゃくちゃ気持ちよくて、何度もその手の中で果てた。





やばい・・・・

あんなの俺じゃねぇ!!

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