ホストクラブの罠(不良総受け)
第4章 戸惑い
田村さんは化粧品会社の社長らしく、とにかく話が面白かった。
会社での失敗談や、スタッフの話し、色んな話をしてくれた。
恭平は「もうその話耳タコですよ~」なんて言ってたが(笑)
時間が過ぎるのはとても早くて、2回延長した田村さんは満足げに帰っていった。
田村さんはとてもいい人。
俺の頭がそう理解していた。
帰り際にあんなことされなければ・・・・
田村さんは帰り際
入口まで見送りに行った俺の腰をなぞり、あろうことか股間をなでたのだ。
「んぁっ!」
急な刺激に、俺の中に残っていた激しい熱が呼び起こされる。
変な声が出てしまい、俺は思わず口を塞いだ。
「あら?瑠希は感じやすいのね。
是非寝てみたいものだわ!アハハハ~」
高らかに声を上げながら田村さんは夜の街へ消えていった。
「お前、なに変な声出してんの?」
「うるせー!!
あの人が急に触るから・・・」
「ってか、勃ってんぞ?」