テキストサイズ

ホストクラブの罠(不良総受け)

第2章 不良ホスト




電話を終えた店長は俺に謝りながら元のソファーへ戻ってくる。



「話の途中でゴメンネ!
えーと藤本君、源氏名どうする?」


ニコニコと笑顔の店長。


「源氏名?」


「店で使う名前だよ!
藤本君、下の名前カッコイイし、そのまま使ってもいいと思うけど。」


「じゃあそれで。」


「オッケー。じゃあ今日から店内では『瑠希』(ルキ)って呼ぶから。
あと、細かい事は『透吾』(トウゴ)ってやつに聞いてくれる?
透吾は一応ここの教育係みたいなもん。
多分ストックルームにいるから行ってみて。」



そう言うと店長はいそいそと部屋をあとにした。


「あ、ちょっ・・」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ