ホストクラブの罠(不良総受け)
第6章 媚薬効果
――※続けて大和視点※―――
ずっと顔を隠している瑠希さん。
俺は無理やり瑠希さんの腕を顔の前からはがした。
涙目で、顔を赤くして、半開きになっている赤い唇からは荒い息遣いが聞こえた。
ヤバ―――――
瞬間的に俺は自分の股間を抑えた。
「見んな・・ばか・・
俺・・今、身体・・・おかしいから・・・」
すぐに顔を隠してそう言う瑠希さんが可愛くて・・
俺は・・・
つい・・・・・・
「・・・ん・・・んふっ・・」
キスをした。
柔らかい唇を舌でなぞって、半ば強引に口内へ舌を差し込んだ。
瑠希さんの口内は熱くて・・・
甘くて・・・まるで媚薬のようで・・・
俺は抵抗する瑠希さんの後頭部を引き寄せて、何度も深く舌を差し込んだ。
そのうち、瑠希さんの抵抗がなくなると俺は味わうように瑠希さんの舌を吸った。
舐めて、吸って、絡めて・・・
そしてようやく唇を・・・離した。
「んふ・・・・ふぁ・・・」
キスでトロトロになっている瑠希さんは本当に可愛くて、もっと、たくさんいろんなことしたいって思った。
そんなことを思いながら、殴られる覚悟をして瑠希さんを見つめた。
「・・・・や・・・めんな・・・
大和ぉ・・・」
???
「・・・・・もっと・・・」
?????
おもいもよらなかった瑠希さんの反応に、俺は胸を高鳴らせた。