
ホストクラブの罠(不良総受け)
第6章 媚薬効果
――※続けて大和視点※―――
イキ果てた瑠希さんは身体をぐったりと背もたれにあずけ、そして大きく息を吸っていた。
「瑠希さん・・・気持ちよかったっすか?」
「・・・・・ん」
少しだけ頭を縦に振り頷いてくれた瑠希さんに、俺は気をよくしていた。
俺の指で感じてくれたんだ。
俺の顔を見ながら、
俺の名前呼びながら、
俺の指で、
イってくれた。
どうしよう・・・嬉しい。
今まで気軽に触れることさえ出来なかった人が、
今は俺に身をゆだねている。
俺はたまらずキスをした。
もう少しだけ・・・・
もう少しだけでいいから、
瑠希さんを感じていたい。
触れていたい。
「瑠希さん・・・口・・・・開けて・・・」
うっすらと目を開けて、瑠希さんは唇を開いた。
