
ホストクラブの罠(不良総受け)
第6章 媚薬効果
――※恭平視点※――
遅い。
いくらなんでも遅すぎるだろ。
トイレに抜きに行っただけのはずの瑠希がかれこれ1時間以上帰ってこない。
接客をそつなくこなしながらも、俺は妙な不安にかられていた。
また透吾さんに捕まってんじゃないだろうな?
常連客を見送って、俺はトイレへと向かった。
「おい、瑠希!!
何時間オナニーしてんだよ!?」
シーンと静まり返ったトイレ。
どうやらここにはいないらしい。
「あいつまたスタッフルームでオナってんのかよ?」
俺はスタッフルームへと足を向けた。
ガチャ―――――
「おい!瑠希!!
いつまでサボって・・・っておい!
瑠希!?おい!!」
俺が見たのは全裸でソファーに横たわる瑠希だった。
うめき声にもにた嗚咽。
「おい、瑠希?
大丈夫かよ・・・
何があった?また透吾さんか?」
瑠希のアナルからはとめどなく溢れてくる白い液体。
それが中出しされた後だということは、誰の目から見ても明らかだった。
俺はとりあえず瑠希の服を着せてやる。
精液まみれのアナルを拭いてやると、血が混じっていることに気づいた。
相当痛かったんだろうな。
すべての服を着せてぐしゅぐしゃと頭を撫でてやるが反応はない。
