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第6章 熱意と決意


なんとか丸く治まった…かと思ったその時、



「龍~ちゃ~ん?」

「げっ、キミイ!?」



いつの間にか菅生さんの隣で、仁王立ちをしているキミイさんがいた。



「あんた、なに客にケンカふっかけてんの?お店の評判落ちたらどうする気?」




キミイさん…
めっちゃ怒ってる…

だけど怒った顔もそそるwww




「だってよぉ…」

「だってもくそもない!店の制服着てる限りはどんなことでも我慢しなさいよ!」

「…ち、わかったよ」



納得いかない顔で口を尖らせ、菅生さんはしぶしぶ持ち場に戻った。




尻に敷かれるって、
こういうことなんですねwwww




笑ってると、ふと高藤さんと目が合った。



「卓也くんも頑張ったね」



そう言って微笑みながら、頭を撫でてくれる。




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