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第6章 熱意と決意


オレは急に夢のことを思い出した。


「///」


なんだか恥ずかしくなって、思いっきり目をそらす。





オレの心臓…
なんかすげぇ…ドキドキしてる…



なんでだ…?
高藤さんは、男なのに…





「卓也くん、どうしたの?顔真っ赤よ?」


キミイさんがオレの顔を覗き込んできた。



「はっ…え?!ち、違っ…///」



オレは目を泳がせながらうろたえる。




するとキミイさんはクスッと笑って、


「卓也くんって、ほんとかわいいね。いじめたくなっちゃうな」

「はっ…?///」


そう言って、キミイさんまでもオレの頭を撫でてきた。



「ちょっ…オレっ、ちょっと行ってきます!///」



その場にいられず、オレは教室を出た。




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