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第6章 熱意と決意




もう動かずにはいられない。


全身でリズムを取って弾けまくる。





『I was made to hit in America~♪』




オレが歌うと、仲間のコーラスが入る。


3人揃った歌声は、なかなかのイケメンボイスだw




後ろからの勢いに、負けじと声を張り上げる。








まばらだった観客の手拍子が、徐々に増えていく。


それは押し寄せる波のように、オレたちに向かってきた。







会場が震える。








一体感、

そんな言葉が頭をよぎった。







オレの全身が総毛立つ。







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