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第9章 funky&crazy



卓也の顔が徐々に赤くなっていく。
胸の鼓動が鳴り響いてやまない。



(やべぇ…!!なんだこれっ…)



それを必死に隠そうとする卓也を尻目に、龍は不機嫌に席を立つ。



「拓哉、ちょっと」



顎を扉に向け、拓哉に外に出るように促す。
2人は外へ出て行った。



「…お前、なんかやったのか?」

「はあっ?!/// 何もしてねーよ!!///」



蒼士の問いに、卓也は動揺する。
どう見ても耳まで真っ赤な卓也の顔を見て、蒼士は眉をひそめた。



「…まぁ、何があったか知らないが、拓哉さんが優しいからって調子に乗るなよ」

「ああっ…わかってんよ!」



卓也はふんっ、とそっぽを向く。



(こんなんじゃ、気になって練習できねー じゃん!!しっかりしろ、オレ!!)



卓也はワシャワシャと頭を両手で掻きむしった。





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