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第9章 funky&crazy



「厳しいね…」


ポツリと木下が呟いた。


「すごく上から目線で…なんか嫌な感じ」

「うん、まあオレも第一印象はそう思ったw」

「きっと世界は自分中心に動いてると思ってるんじゃない?」

「だよなっ」

「私…やっぱりアールグレイは好きになれないな…」

「え?なに?聞き取れなかった」

「ううん、何でもない」


木下はにっこりと微笑んだ。


「遠藤くん、心配だね」

「あぁ…」


(蒼士と偶然会ったのはラッキーだったけど、やっぱあいつじゃそう簡単に教えてくれねーか…)




「お、文化祭実行委員のお二人さんじゃん♪」


不意に背後から聞き慣れた声がした。




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