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女剣士のお悩み事情

第3章 死んだ王子

人差し指に粉をつけ始めたオズリシャに問う。

「その粉・・・・一体何なの?」

「・・・俺が色欲の悪魔と契約したときに貰った。俺には必要ねーから魔物の巣に捨ててきたが、あの盗人が拾ったみてーだな」

「私の部屋から取り返したって訳ね・・・・・」

「必要ないだろ。実験程度にはなったな・・・・・どうやら強い奴ほど性欲は引き出されるようだな」


彼はかがんで、人差し指を私の口に近づけた。

「舐めろ」

「嫌よ」

「舐めろって」

ぐいっと口の中に指が入れられ、喉の手前に粉をつけられた。

「!! ゴホッゲホゲホッ」


「・・・・・」


何これ・・・・気持ち悪い。
全身が蝕まれていく。
体が動けないので逃げ場がない。


「・・・侵食のスピードは個人差だが、女には早いようだな。愛液が溢れてんぞ」

「・・・・これどうしたら・・・っ解放・・・」


痺れる。嫌だ、嫌だ嫌だ。


「男は射精。女は・・・何だろうな」


びりびりとタイツが破られ、だんだん涼しさを感じてきた。

恐らく・・・というか確実にルビーの仕業だろう。

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