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俺の愛し方

第11章 エピローグ

「んじゃ、俺行くから」


鈴を下ろして、玄関に向かう。


「竜ちゃん待って」


「何だ?」


リカは弁当箱包んで俺に渡した。


「ついでだから」


そっけなく言いながら俺に渡した。


やべえ、嬉しい。


「おお、助かるわ」

なるべく顔に出さないよう靴を履く。


「いってらっしゃい」


「パパ、いってらっしゃい」


「いってきます」


弁当箱握り締め家を出た。


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