……どうしてこうなった?
第23章 中野友美の初体験
「さあ着いたよ」
「着いたって……先輩ココ……」
市立東雲学園の見慣れた校門前に来ていた。
「学校じゃないですか……」
「こっちだよ」
当然もう誰もいない学校に戻ってきた鎗倉は手を引いて友美を連れて行く。
サッカー部のグラウンドからそのままロッ カールームへ向かう。
「こんなとこで悪いけど、ここなら誰も来ないよ」
ロッカールームの鍵を開け、二人は素早く 中へ入り、鍵をかける。
「いいんですかっ……勝手に入っちゃっ て……」
「キャプテンの特権でしょ?」
「悪いなぁ、先輩って」
クスッと友美は笑う。
笑うときに見える八重歯が鎗倉の感情を高 める。
電気を付けるわけにはいかないが月の光が窓から入り、ほんのりと室内を明るくさせ ていた。
「着いたって……先輩ココ……」
市立東雲学園の見慣れた校門前に来ていた。
「学校じゃないですか……」
「こっちだよ」
当然もう誰もいない学校に戻ってきた鎗倉は手を引いて友美を連れて行く。
サッカー部のグラウンドからそのままロッ カールームへ向かう。
「こんなとこで悪いけど、ここなら誰も来ないよ」
ロッカールームの鍵を開け、二人は素早く 中へ入り、鍵をかける。
「いいんですかっ……勝手に入っちゃっ て……」
「キャプテンの特権でしょ?」
「悪いなぁ、先輩って」
クスッと友美は笑う。
笑うときに見える八重歯が鎗倉の感情を高 める。
電気を付けるわけにはいかないが月の光が窓から入り、ほんのりと室内を明るくさせ ていた。