……どうしてこうなった?
第24章 生徒会の独裁
「そうはいかんのだよ、ペトロン氏」
一年を諭すようにちょんまげブタが説明する。
「部費がゼロということは部活として学校が認めないということ。そうなればこの部室も使用できなくなる。
当然学園祭などでも発表の場が失われてしまう。部費がゼロということはそういう事なんです、ペトロン氏」
「そ、そんなっ……」
「真貝氏、我々の同好会は映像コンテストに作品を送り、全国大会で佳作を受賞した実力のある部ですぞ? そんな部を校風にそぐわないなどという理由だけで廃部に出来ると思ってるのか?」
細く吊り上がった目でちょんまげブタは真貝を睨む。
「会議で決まったことなので私の一存ではどうしようもありません……すいません……」
「分かっておりますぞ、真貝氏。我々は正式に陸奥会長ら生徒会に異議申し立てを行う所存」
ちょんまげブタはポンと真貝を慰めるように肩を叩く。
一年を諭すようにちょんまげブタが説明する。
「部費がゼロということは部活として学校が認めないということ。そうなればこの部室も使用できなくなる。
当然学園祭などでも発表の場が失われてしまう。部費がゼロということはそういう事なんです、ペトロン氏」
「そ、そんなっ……」
「真貝氏、我々の同好会は映像コンテストに作品を送り、全国大会で佳作を受賞した実力のある部ですぞ? そんな部を校風にそぐわないなどという理由だけで廃部に出来ると思ってるのか?」
細く吊り上がった目でちょんまげブタは真貝を睨む。
「会議で決まったことなので私の一存ではどうしようもありません……すいません……」
「分かっておりますぞ、真貝氏。我々は正式に陸奥会長ら生徒会に異議申し立てを行う所存」
ちょんまげブタはポンと真貝を慰めるように肩を叩く。