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……どうしてこうなった?

第7章 橘と陸奥 公園でのえっち

陸奥はそっと手を橘の手の上に重ねた。

「えっ!?」

「年上の女とか……やっぱり嫌?」

「そ、そそそんなことありませんっ」

橘はきゅっと陸奥の手を握る。

「せ、先輩は綺麗で、とても素敵です」

「ありがと」

陸奥はちゅっと一瞬だけ橘の唇にキスをした。

「ッッ!?」

目を真ん丸に見開いた橘と、サッとうつ向く陸奥。

「えへへ。キス、しちゃった……」

いたずらっぽく、それでいて照れきった顔で陸奥は橘を見上げた。

「え? え? えぇぇ!?」

蒸気が噴き出しそうなくらいに赤くなった橘は頭が真っ白になる。


夕方の公園は人気もなく、ふたりきりの親密な空気がふたりを包んでいた。

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