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……どうしてこうなった?

第28章 交わらない平行線

「意地悪……」

上目遣いに睨んでくる陸奥の表情は、怒っているというより期待しているという表現がぴったりであった。

「生徒会室でおまんこ弄られて感じるなんて、佳奈美は本当に淫乱だな?
清純ぶってド変態だ」

ゆっくりと太ももを撫でる芹沢は嗜虐的な笑みを浮かべる。

「覚悟しろよ、佳奈美。俺は相当ドSだからな?」

「いや……許して……」

指は太ももからパンツのクロッチへと移り、緩やかに、ねっとりと陸奥の割れ目を触る。

「あはっ……やっ……んんっ」

決して強い刺激を与えず、ゆっくりといたぶるその動きについつい陸奥は腰を動かしてしまう。

「誰が腰使っていいって言ったんだよ? 我慢しろよ。佳奈美は陸奥家の跡取りだろ? そんな堪え性がないようでは務まらねぇぞ?」

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