……どうしてこうなった?
第29章 不協和音
同じ頃、生徒会室では秋の文化祭に向けて早くも会議がされていた。
今日はまだ第一回目の会議で、概要だけの話になっていたが、意外に活発な意見のやり取りも交わされていた。
それぞれの意見に陸奥佳奈美生徒会長は黙って耳を傾けていた。
「そんなことは駄目だ。真貝くんの意見はあまりに斬新すぎて僕は賛同しかねる」
副会長の副島は厳しく会計の真貝の意見を否定した。
ここ最近陸奥に相手にされない不満をぶつけるように、頭ごなしに真貝の意見を否定し、自らの意見を述べた。
副島に全否定をされた真貝は居心地の悪そうに首をすくめる。
「どう思いますか? 陸奥会長は?」
興奮気味に副島は陸奥に意見を求める。
今日はまだ第一回目の会議で、概要だけの話になっていたが、意外に活発な意見のやり取りも交わされていた。
それぞれの意見に陸奥佳奈美生徒会長は黙って耳を傾けていた。
「そんなことは駄目だ。真貝くんの意見はあまりに斬新すぎて僕は賛同しかねる」
副会長の副島は厳しく会計の真貝の意見を否定した。
ここ最近陸奥に相手にされない不満をぶつけるように、頭ごなしに真貝の意見を否定し、自らの意見を述べた。
副島に全否定をされた真貝は居心地の悪そうに首をすくめる。
「どう思いますか? 陸奥会長は?」
興奮気味に副島は陸奥に意見を求める。