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「どうしました!?」
「おい副島何やってるんだ!?」

陸奥の叫び声を聞いて生徒会の陸奥の取り巻きたちが慌てて飛んできて副島を陸奥から引き離した。

「離せ、お前らっ!!」

掴まれた副島は暴れてそれらを振り払う。

取り巻きらはじっと黙って副島を睨む。

「な、なんだよお前らっ!!」

副島は凄んでみせたがまるで効果はなかった。

会長の陸奥と副会長の自分との間には物凄い力の差があるということを副島は思い知らされた。

「はっ!!」

強がって鼻で笑い、副島は生徒会室をあとにした。


当然副島に気を使って駆け寄ってくるものなど一人もいなかった。