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……どうしてこうなった?

第34章 狂気の刃

「嫌っ! 嫌っ! やめてぇええっ!!」

優花は全力で副島の手を振り払い、副島を蹴り飛ばそうとする。

「おっと。さすがに気が強いな」

しかしその脚は軽々と副島にキャッチされてしまう。

「大人しくしろッ!!」

暴れる優花に突如副島は怒鳴りつけた。

そして掴んでる脚を引っ張り、もう一方の脚を薙ぎ払う。

「きゃああっ!!」

優花はお尻から思いっきり倒れてしまう。

スカートはめくれ上がり、スパッツは丸見えだが、そんなことに構っている余裕はない。

「来ないでっ! お願いっ! 来ないでぇえええっ!」

倒れた姿勢で優花はデタラメに蹴りを何度も行う。

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