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見習い天使とコイスルオトメ

第3章 わたしの想い


……ん?
いつまで経っても痛くない…。
つか、落ちてる感じがしない…。

あたしはギュッと瞑っていた目をゆっくりと開けて見た。
すると---



「なにこれ…すご…。」

「これで信じたか?俺が天使だって。」


あたしが目を開けると目の前にはビルや家の光がキラキラと輝いている光景だった。


「…きゃあ!浮いてる!こ、怖いよぉ!」

あたし浮いてるよぉ!
つか、本当に飛んでるし!!

「お前本当うるさい奴だなぁ。」


あたしはそんなこともぅ気にしてられず、天使に思いっきり抱きついていた。


「さて…と…。」

そう言うと、天使はいきなり下降し始めた。


---こ、今度こそ落とされる!!

あたしはまた思いっきり目をつぶり、天使にしがみついた。





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