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見習い天使とコイスルオトメ

第5章 動き出す日常


「あんた、何かんがえてんのよ。(こそっ)」

"何って?何も?ただ面白そうだなーって思ったから。"


頭に直接語りかけるような声が聞こえて、あたしは辺りをキョロキョロと見てしまった。

"ばーか。俺だよ、俺。お前の頭に直接話しかけてんの。お前も出来るようにしてやったからやってみな。"


正直、もう何が来ても驚かなくなってきてしまったあたしはおかしくなってると思う。

"そんな事して怒られないの?神様ってのに。"

少し疑いながらもやってみる。


反応なし。



ち、ちょっとちょっと。
無視すんなよ。



ー--ぷっ---



"ダメだ、我慢出来ねぇ。"





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