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見習い天使とコイスルオトメ

第6章 進展する恋

「もー!なんなのよ!分かったわよ!いればいいんで…。「あれ…?君……。」

こ、この声は……。

嫌な予感を感じ、声のする方をゆっくり振り向くと…。

「そ、奏馬先輩…。」

「大きな声がすると思って来て見たら…。この前の保健室の子か。」

いやぁぁぁ!
先輩に見られたぁぁぁ!!
もう死んじゃいたいぃぃ!!!
うううー…。穴があったら入りたい…。

「先輩。俺、バスケ部に入部希望で来たんですけど。」

あたしが俯いていると、レオンが前に出てくれた。

レオン…。

「あ、そうなんだ!もちろん歓迎するよ!俺はバスケ部キャプテンの神田奏馬!よろしくな!」

「よろしくお願いします。先輩。」

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