
恋を忘れた女
第1章 もっと…快楽を…
「いっらっしゃい~(笑)」
それは、何度か来たことがある…得意の社長がお店に訪れた…
「満里奈ちゃん♪今日も綺麗だね♪」
「森井さん♪ありがとうございます。今日も結構呑まれてますね~」
「そうだよ~仕事の関係で大変なんだよ~ハッハッハ~」
と、さ程嫌そうではない感じで、得意気な自慢の腕時計を目の前で振った。
他愛もない話に盛り上がり…カラオケへと変わり…社長の華麗な美声を発した…
私も大分…お酒を薦められるまま…
結構な量を呑んでいて…ふわりと身体が…蹌踉めく…
「大丈夫?満里奈ちゃん…!」
「らぃ丈夫…ですってぇ~」
やべっ…呂律が回らなくなってきた…
結局、その日はぐだぐだで酔っぱらった私は…お店が終わり帰ろうにも帰れず…
社長の言うがまま…アフターする事になってしまった…
