テキストサイズ

キレーな顔した狼さん。

第9章 5.5匹目

「はい、次は下ぁ~」

(゜ロ゜)!
そうだ…まだ下が残っているではないか!!

下は絶対に死守…
「って、おいっ!!」

俺が決意を新に決めた時には
ズボンはもう地面についていた

俺の突っ込みなんて気にしないとでも
言うかのようなこの態度

全スルーですか、そーですか。

瑠樹は黙々と俺の服を脱がす
…抵抗が通用しないの何て知ってたんだからな!!

「ちょっ、まっまて!な?
パンツは俺が脱ぐから!なっ!!
だからお前は自分の服をだなぁ…っ」

これ以上はさすがに、と、もー諦めて自分から脱ぐ事を承諾した

「自分で?んー…ま、その方がいいか。てか、今の言葉って汐里から俺が一緒に入る事を急かすみたい」

「…え」

「じゃ、お言葉に甘えて」

俺がさっきの瑠樹の言葉の意味を考えてるうちに、さっさと瑠樹は自分の服を脱ぎはじめた

「汐里?はやく」

「え…あ、ああ」

今度は?瑠樹が俺を急かすので考えるのは止めにして残されたパンツを脱ぐ

「先はいってるぞ?」

パンツしか脱ぐものが無いので瑠樹より早く終わった俺は先に、決して広くは無い風呂場の中へと足を踏み入れる

ストーリーメニュー

TOPTOPへ