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翔「ひ…久しぶりだね」

心臓がドクンと音をたてる
ニノにこのが聞こえるだろうか。

二「…。ごめんなさい…。いきなり家を飛び出したりして…。本当はすぐ帰るつもりだったのに…素直になれませんでした」

翔「…。」

二「やっぱり許してくれませんよね…。でも…翔君のこと大好きだから…。許してくれるまで謝ります。ほんとに…ほんとにっ…ごっごめんなさっ…」

バッ

ちゅくっ

ニ「んっ///」

俺はニノの身体をすばやくおこすと柔らかい唇にキスをした。
辺りにいやらしい音が響く。
小さく聞こえる可愛い声。
今までにないくらい、激しくニノを求めた。

翔「怒ってる訳ないじゃん…。俺も悪かったんだから…。ニノ、俺の方こそごめんね…」

二「…。怒ってないんですか…？」

翔「当たり前だよ！てか俺はニノが怒って無いかって不安だった。けど、さっきの「大好き」で、すごく安心した。」

二「しょ…翔さんっ…」

ぷにっ

俺はニノの唇を指でおさえた。

翔「もう泣いちゃダメ。…まだ不安なの？俺が怒ってないかって…」

二「…うん…」

翔「…じゃあニノが俺に言ってくれた事、俺も言ってあげる。」

二「…え…？」

ニノの顔は少し涙ぐんでいた。
そんな事さえ愛しい。

翔「ニノ、大好き。」

二「…」

翔「愛してるよ」

二「…」

翔「…ニノ…？」

二「…ううぅ」

翔「ニノ！？」

二「翔くん…っ…」

なぜかニノは泣き出してしまった。