テキストサイズ

翔ちゃんとニノちゃんのヒミツ

第11章 やっぱり大好き

翔「僕も光栄です。あなたの様な美しい 女性に会えるなんて」

「いえいえ!私なんて美しくもなんとも無 いですよ~!」

二「とか言っちゃって...ほんとは嬉しいく せに...」ボソッ

バシッ

俺は軽~くニノの手を叩いた。

翔「そーゆこと言わないの!」ボソッ

二「だって...ほんとのことだもん...」

「ん?どうかなさいましたか?」

翔「あ、いえ。なんでもないですよ(汗) た、ただどのクレープにしようか話して ただけです!汗」

俺、ナイスカバー(笑)

「私のオススメですとこの「苺トリプルサ ンデー」ですね♪苺と生クリームがたっぷ りのっかってるんです!それにこの季節 限定で当店人気ナンバーワンです!」

翔「そうなんですかぁ♪じゃあ僕はそれ で!」

「は~い。ありがとうございまーす♪」

翔「ニノは何にする?」

二「...むうぅ...なんでもいいよっ」

まだ不機嫌?

翔「じゃあニノはこれで」

選んだのはバナナと生クリームとチョコのやつ。

「バナナは切りますか?そのままですか?」

翔「え!?そんなの選べるの!?(笑)」

「はい(笑)ちょっとした気配りです。カップルで来店する方などにはも嬉しいサービス♪」

...あ、そーゆことか(笑)
じゃあもちろん...

翔「切らない方で!」

「...はい(笑)」

少しはにかみながらレジを打った。
そしてお会計...
620円...!
うわぁ...高...w

「お会計620円になりまーす(^^)少々お待ちくださいねー」

サッと後ろを向き、専用のフライパン?に油と生地をひくと慣れた手つきで火を付けた。
そして苺や板チョコを切っていった。
着物の袖がイタズラに揺れる。...邪魔そう...。

翔「...なんであなたは着物を着てるのですか?...制服が着物とか?」

「いえ、制服はないんですよ。...ここで働いてるのは私だけですし...。ほんとはロリータ系とか着てみたいんですけど...。絶対似合わないので(笑)だからせめて着物くらい着てやろう!と思いまして。(笑)」

翔「そーなんですか(笑)自分のお店を持ってらっしゃるんですね...。羨ましい(笑)」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ