無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

いつもはメンバーとの会話を楽しむのに今日は業務的にしか話せない。



「楽しかったです。また来ます。」



一応作り笑いはしてみるものの、かなり早くハイタッチも終わらせちゃうし、メンバー達は不思議顔。







「楽しかったです。また来「なんか変。どーかした？」」

「え⁈」






そう言ってきたのは小野龍。






「あ、べ、別になんでもないよ⁈ いつも通りいつも通り！」

「ふーん。作り笑顔。似合わないけど？」

「し、失礼だなぁ…！」





そう言ってふくれっ面してみる





「そっちのがいいわ(笑) 」





こんなふうにぶっきらぼうにだけどさりげなく気を使ってくれるとこが好きなんだよねー




「あと…







末っ子に要注意。」

「へっ？」






小野龍から予想外の事を言われ思わず間抜けな声を出してしまった。

どういう意味か聞きたいけどもう列は進んでいて聞くに聞けなかった。









末っ子に要注意…って？


末っ子って…祐斗君のこと？







よくわからないまま次に進む。
進んだ先にいた満面の笑みを見て一気に今のことを忘れる。





たって次は……








アイツだもん。