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第3章 一線



学校でぼんやりとしていると、



「どうしたの?」



学校では目立たないけど成績のいい管野くんが私に話しかけていた。


「バイトばかりで疲れたの。家もバイトも学校も居たくない。」


つい、愚痴をこぼしてしまった。



「僕もそういうときあるよ。」と言ってくれたけど根性の曲がった私はただ私にあわせているんだろうと思った。

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