
アイツが私のご主人様!?
第27章 秘密のデート。
「わ、めっちゃ人いる!!
ね、りお!ニコッ
…………?
りお、?どした??」
『あっ、ごめん///!』
ぽんぽんって、
一宏が頭を撫でてくれる。
嬉しいよ…?
そりゃあ、ドキドキだってする・・・
だけど、
ワタシの頭の中には…
やっぱり、神崎クンがいて…。
一宏と一緒にいるのに…
なんでだろ、
神崎クンと山田サンのコトが気になっちゃって…。
つい、ぼーっとしてしまう。
「りお、もう始まるよ!ニコッ」
一宏の言葉に、
はっとして、顔を上げれば…
とりあえず、すごい人数の人がいる!
人が多すぎて息苦しいぐらい!!
まるで、
どこかのお祭りみたい!!
ふつうに、人酔いしそう…おぇ
あ~、
なんか、私背低いから見にくいし…
ヒールで足痛いし・・・
はああ…
なんか、ちょっと気分が下がる。
ん?
神崎クンのせいではナイよ…?
た、たぶんねっ
*
