
アイツが私のご主人様!?
第27章 秘密のデート。
「……ああ、ミユちゃんね…」
!!!!!?
ミユちゃん!だと・・・!?
どんだけ、
どんだけ…ラブラブなんだ…
「……知らねっ
………どっかではぐれた!フン
そう言う、りおチャンは…?
あ!
まさかの…オヒトリ様?ニコッ」
『はぁ~!?
ちがうしっ!
……、一宏とデートしてたのよっ!
で、デート!!!』
「ふ~ん・・・
……その、一宏クンは?
いないけど?ニコッ」
た、たしかに…
今は、いませんが…なにか!?
私は、
神崎クンをジーッと見つめ、
『知らない。
……どっかではぐれた。』
「へーー、そうなんだ…
で?
なに?まだお昼だけど……
お前、まさか一宏クン残して帰ろうとしてんの、?」
『わっ、悪い!?
足、ほら!足、痛めたのっ!!
だから、
帰ろうとしてるんですっっ!!』
私は、
足元を指さし叫んでみる。
「ちょ…うるせ、りおチャン…!フン
…………なあ、」
『なに…?』
私は、
ジッと神崎クンを見る。
そんな私に対抗してか…
神崎クンも、
私をジーッと見ながら…
「………なぁ、
ミユちゃんとさぁ…
一宏クンが見つかるまで……
一緒にいようぜ!ニコッ」
『えっ…///!?
い、一緒に……?』
こ、これは……
一宏と山田サンにナイショの・・・
ひ、秘密のデートですか////!??
えっ!?
や、やばい・・・
なんか……
ドキドキするではないかぁぁあ~////!!
アハハ……
さっきまで、
テンション低かったのに…
なんか、
テンション上がってきてる?ワタシ…?
おいおい……
今日、メンタル異常かもっ・・・!あわわ
いや、
これは、ワタシのせいじゃナイっ!!
きっと、神崎クンのせいだっ!うん…っ
*
