
アイツが私のご主人様!?
第30章 魔法がとけてく。
ドキドキしながら…
重い右肩を見てみる。
神崎クンは、目を閉じながら…
「あはははは……!
やっぱ、むりだわ…!
ふはははは…!!!」
「えっ!ええーーっ!!!
ナニがムリなのよ~~っ!?」
ぎゃあ~~っつ!!!神崎クン!!
ししし、白目になってるカラ~~~!!!!
「神崎クン!神崎クンん!!!ぎゃー!
死なないでーーっ!!」
ブンブンブン!
ペシペシペシペシッ!!
神崎クンの身体を揺すり!
顔をペチペチ!!うぅ…
神崎クン!目をパチッと!
「あぶねっ…!
意識失いそうだったわ……!
あはははは…!」
不気味に笑う神崎クン。んん?
「なあ……!
りおチャン…………!はあ…」
「…………ん?」
*
