
初めての彼氏
第2章 ラブラブって?
私が適当に笑って誤魔化していると彼氏は急に口を開いた。
「話したかったなら言えば良かったのに」
シレッとしている彼氏に、私と叶君は苦笑した。
あ、あんな雰囲気のときにチキンな私が言えるわけ無いじゃないですか…っ!!
うぅ…。
思わず机に顔をぶつけてしまう。
それを見た叶君はまた苦笑した。
しかし直ぐに彼氏の方へ視線を向け、真面目な顔になる。
「悟、お前がそんなだから夜ちゃんも言えなかったんだろ」
悟(さとる)、それは紛れもなく彼氏の名前だ。
そして夜(よる)とは私のこと。
とにかく叶君は彼氏にそう言った。
私は厳しいその一言をきいてヒヤッとしたが、彼氏は全く動じていない。
むしろ余裕の表情にも見える。
「…こんな俺と付き合うって返事したのは夜さんだけど」
「あっ、あのなぁ…!」
この言葉にはさすがに叶君もそれ以上言い返せなかった。
「話したかったなら言えば良かったのに」
シレッとしている彼氏に、私と叶君は苦笑した。
あ、あんな雰囲気のときにチキンな私が言えるわけ無いじゃないですか…っ!!
うぅ…。
思わず机に顔をぶつけてしまう。
それを見た叶君はまた苦笑した。
しかし直ぐに彼氏の方へ視線を向け、真面目な顔になる。
「悟、お前がそんなだから夜ちゃんも言えなかったんだろ」
悟(さとる)、それは紛れもなく彼氏の名前だ。
そして夜(よる)とは私のこと。
とにかく叶君は彼氏にそう言った。
私は厳しいその一言をきいてヒヤッとしたが、彼氏は全く動じていない。
むしろ余裕の表情にも見える。
「…こんな俺と付き合うって返事したのは夜さんだけど」
「あっ、あのなぁ…!」
この言葉にはさすがに叶君もそれ以上言い返せなかった。
